■Hardest連載コラム


ひとりの夜、ふっと考えることがある。俺は何のために戦い続けているのだろう・・・って。

生きていくことは戦いなんだろうけど「g-funk音楽で飯を食ってく戦いをナゼ続けているんだろう」って考えることがある。
ひと時のブーム? パイオニアとしての自覚? 国境を越えて知り合ったBlack Homiesとの約束? 俺が音楽を続けいていくたびに波風が立つ。
もう、それも終わりにして静かに暮らして生きたいって気持ちはあるけど・・・降りかかる「G」の火の粉は払っても払っても絶え間なく俺を焦がす。
そして、焦がされるたびに心に感じる何か?にかき立てられて心のままを歌にする。そして、波風がまた・・・。

g-funkってBluesはそんな境遇や心情から生まれてくるものなのかもしれないなあ。しかし、その降りかかる火の粉は俺自身だけでなく、俺の周りの大事な人たちへも飛び火する厄介なものも多い。だから、俺は一匹で生きているんだけど、愛する女を幸せに出来ずに貧乏をさせ彼女の人生までも波風に巻き込んだ。そのあげくで天涯孤独になってしまった今の俺は何のために戦い続けているのだろう
・・・17年前DS455を仲間と作って音楽を遊びのアイテムのひとつとして楽しみながらやってた頃と違うことは「歌が稼業であり、いまの俺にはこれしかない」ってことだ。心の叫びを歌にするg-funkで「誰かに力を与えてるのかもしれない」って見出すしか今はできないってことが現状。
自分の中の「正義を貫く稼業は楽じゃない」って、あきらめたら終わりに出来るのかも知れないけど・・・子供を持つ親の気持ちは、まだ分からないけど俺の歩んでゆく道に何か?を感じてもらえればそれで良し。
俺がくだらねえ波風みないなモンに潰されちゃったら子供たちは夢も希望もなくなるから、正義は最後に勝つ!って信じてやるしかない。

信念とは精神の源と解く。ひとつのことに全霊を注ぐ力とは、この世に生を受けた証を残そうとする真意なんだ。良いことばっかじゃねえけど・・・体ひとつでそれを示していくしかない。

「かしこく世渡り上手に七変化する大人ばかりじゃないぜ」って、体を張ってそれを示していきたい。時には渡世の理不尽な痛みを受けることで、人の痛みがわかる大人になって欲しいと思うし、その哀しみを知る人こそ「真の喜びを感じれるんだぜ」
音楽のすばらしさは、いつの時代も、何処かの遠くの地でも聴いてくれる人の心に触れれること。

「未来とは自分次第なんだ」と信じて。

I'm ganna tell you what mission, Pay attention!!!
This is a premium mission.
This is SHALLA's view of the world with vision.


■Hardest連載コラム

***Get in Where you fit in***
(行き着くところへ)

以前に14歳のラッパー志望の少年からこれからの人生について相談を受けたことがある。
今日はその時のことを思い出してひとりのミュージシャンとしてもう一度書こうと思う。
これからのこの業界の発展の為に自分自身の経験を基に同じ悩みをもつ人たちへ伝えたい。
夢を追いかけるのを忘れて安定した人生を選ぶのもひとつの人生。
でも、少し遠回りしてでも自分が誰だか分かるまで夢を追いかけてみれるなら最高なんだけど、大学や学校を卒業してすぐじゃないといい仕事が見つからないから、人生にとって有利な道を選択することが多いのが今の日本の現実だよね。
俺に言わせれば、学校の授業のほとんどが今は何の役に立たないものだったと思う。
みんなと同じ物の考え方を教え込まれ、はみ出すことを禁止されてたら自分が誰なのか分からなくなるのも無理ない。
でも社会に出たときに自分の心を押し殺す訓練になってるかもね...

ひとつだけ良いことはたくさんの仲間が出来たことかな。
なんとなく同じ匂いを感じて、互いに惹かれ合う仲間と出会えたことが今までの財産だ。
集団からはぐれるんじゃなく、自分の意見が何か?を見極めることが大事なんだ。

夢や好きなことをやっててもお金にならないって考えるのは、誰かが決めた時間軸に縛られた考え方だと思うし、退屈な人生をしている人たちの意見だよ。

夢や自分の好きなコトとは、静かに流れる時間を感じながら、落ち着いた気持ちで熱く生きてくための手段のひとつ。そして、そんな自分を理解してくれる人が居て...ときに誰かに評価されなくても自分が楽しい時間を過ごせることが大事なんだよ。
物心ついた頃からずっとあたためてた夢のために。

■Hardest連載コラム

***カリフォルニアからの風***

この前ラスベガスへ行ったときの話。
洋服の祭典マジックショーの夜はあちこちでライブやイベントをやっていたけど、この前、来日にしたブーヤトライブとBリアル(サイプレスヒル)のバンドバージョンのライブハウスへ行った。
前座はターンテーブルを使ったHIPHOPグループが序々に会場を盛り上げてから、さあ、Bリアルの登場!  1マイク、ターンテーブル、ギターの編成。終始ギターの白人エレキギターの奴がガンガン前に出てきて煽りまくる。目ン玉は白目むいてギターソロプレイに没頭って感じ。
そこでBリアルの絡みつくようなお馴染みの声。会場をロックしまくる。
サイプレスヒルのアルバムは持ってたけど、初めてロックバージョンの生ライブ
を見たから血が熱くなった。

そして転換。

DJタイムの間に会場入口が騒がしくなった。ブーヤトライブらが到着したらしい。一緒に来たのがなんと、シュグナイトやクルプトらTHA LOW RECORDS一派。凄いオーラのシュグナイトを中心にダンスフロアを占領した。
2mを超えるセキュリティ4〜5人がシュグナイトの周りをガッシリ固める。
彼らは両手を前方に構え、スローに上下に体を揺らしてリズムをとる。
そこにいた誰もが釘つけ状態。本物が持つオーラとギャングスタダンスは
マジで圧巻。

そして、ブーヤトライブの登場。
全身TATOOだらけで超FATなサモアギャング団がステージ入りしただけで貫禄モノだった。
ファンキーな生ベースでノリノリのスウィング。
サイドではポップダンスを披露したり、さすがサモア家族だけあって息はピッタリのステージング。
ダンスフロアでは相変わらずシュグナイトやクルプトらが女のスカートめくりとかをしてておおはしゃぎ。

異国の地での一幕。

ライブハウスのシーンを生で体感した奴にしか分からない血が騒ぐ感覚。
この感覚のトリコになった奴が最先端のアンダーグラウンドのシーンを支えてる。

ウエストコーストヒップホップは進化し続けている。
ギャングスタとローライダーの融合からヒップホップシーンへ。
ヒップホップとロックの融合から最先端のアンダーグラウンドシーンへ。
関西はバンドシーンが盛り上がってるから、会場との一体感の大切さはきっと分かってると思う。
ステージから盛り上げるために演奏のホストをするプレイヤーがいてフロアのみんながいる。
つまり、血が熱くなる主役はフロアのみんなであり、みんなのためにライブが成されるんだ。
プレイヤーと一緒にデカくなる夢をみるなら自分の血を熱くするプレイヤーは自分たちの目と耳と肌で選ぶんだな。